= ビエンチャンからチェンマイまで・ラオス2012-49 =
今日は2012年2月8日です。
今朝8時ころ、やっとチェンマイのチャーンプアックホテルに到着出来ました。
今朝8時ころ、やっとチェンマイのチャーンプアックホテルに到着出来ました。
ホッとした気分で例のお気に入りの朝食を食べて、フロントへ。
このホテルを予約してあるのは明日から2日間でしたので、今日の空きを聞くと、幸運にも
同じ部屋で今日から使用できるとのこと。
しかも、部屋は準備が出来ているのですぐに使用できるとのことで、ラッキー!
何週間か前に、ここのオーナーと友達になり、800バーツのところを700バーツ(2人朝食付き:1750円)でOKとの約束を取り付けていたので、
このことをフロントに説明して3泊分、2100バーツを支払って、預けていたスーツケースを受け取って部屋に入ったところです。
今日はビエンチャンからチェンマイまでの道程をご報告します。
今回のバスキップはビエンチャンで泊まったホテルの前にある同じホテルが経営するツーリストで
「チェンマイ行きバスキップ」(今後「キップ」と表示します)として1人1,300バーツ(3,250円)
で購入しました。
で購入しました。
当初、このキップがどんなキップか良く分からなかったので、いろいろと尋ねたのと、
バスに乗る過程で徐々にその全容が明らかになっていきました。
まず、「キップ」は昨日の午後3時の我々のホテルからトクトクで我々をピックアップするとことから始まります。
トクトクは我々だけでなく、近くのゲストハウスを何軒か回って、バス停へのお客を乗せて
タラート・サオ・バスターミナルまで運んでくれました。
バスターミナルではツーリストの係員が待っていて、我々にウドンターニまでのキップ(本来のバスのキップ)を
渡してくれ、「ここで乗るんだ」と乗り場を教えてくれました。
ここに出発時刻16:00と、運賃22000KIP(220円)が書いてあります。
LAO(ラオス)THAI(タイ)INTERNATIONAL BUSと書いてあります。
ウドンターニへのバスの時刻表がありました。 1日8本もあります。
16:04にバスターミナルを出発し、16:30にラオス−タイ国境である友好橋の手前にあるイミグレに到着しました。
何のアナウスもありませんが、全員、我先にとバスを降りてイミグレを目指します。
我々も後に続いてイミグレへ行き、窓口の前へ並びます。
やがて順番が来てパスポートと出国カード(ラオス入国した際に書いた半券)を出すと、出国のスタンプを押してくれます。
イミグレの後に料金所があり、出国税9000Kip(90円)を支払います。
先にゲートを通って待っていたバスに乗り込み、全員が揃うと国境超えに進みます。
国境の友好橋です。 この橋の中央が国境だそうです。
橋の両側はメコン川です。 バスの窓が汚れているのと、逆光とで写りがよくありません。
やがてタイ側のイミグレに着き、入国手続きをします。
ほとんどの人はバスを降りてそのままイミグレの窓口に並びますが、
我々は入国カードを書いていないためにカードをもらって記入します。
我々は入国カードを書いていないためにカードをもらって記入します。
カードを書いているうちに次のバスが着いて、どっと人が並ぶことになるので、気が焦ります。
なんとか、次のバスから降りてきた人の前に並ぶことが出来ました。
全ての出入国手続きを終えてバスがウドンターニに向けて出発したのが17:32でした。
出入国手続きに丁度1時間を要したことになります。
途中で知り合った日本人のMさんによると、バスの乗客の中に変な人が混じっていると、イミグレで時間を要するのだそうです。
両イミグレを1時間で通過できたのはスムーズな方だそうです。
タイに入って約1時間でウドンターニに着きました。
タイに入るなり、立派なタイの道路にあらためて感心した次第です。
かなり山奥に入らない限りタイの道路はどこも立派です。
日本より立派ではないでしょうか。
ほとんどが2車線で路面もスムーズで空いていて長距離バスにはもってこいです。
18:30に着いたウドンターニのバスターミナルです。
バスを降り、預けた荷物を受け取ります。
ここでチェンマイ行きのバスに乗り換えるのは分かっていましたが、具体的な方法は分かりませんでした。
そこへツーリストの係員らしき男性が現れて、チェンマイ行きの人はついて来いと言います(英語です)
チェンマイ行きの人は6,7名いましたが、その半分は別のツーリスト(キップを買ったところが違う)の客のようで、
ここで我々はツーリスト毎に別れることになりました。
我々のグループは我々以外に80歳前後とみられるフランス人という老婆1人の3人だけです。
その人は旅が好きで、1人でアジアを旅していて、チェンマイに戻るのだと言っていました。
すごいです。
ツーリストの係員らしき男性は自分の車らしき普通の乗用車に我々3人を乗せると、別のバスターミナルに行くといって走り出しました。
結構車で走って、ウドンターニに別のバスターミナルに着きました。
すでにチェンマイ行きのダブルデッカー車が道路際に停まっていました。
その男性は停まっているバスのすぐ前にある事務所に入って、我々のバスのキップを買ってきました。
いくら払ったかは分かりませんが、お金で買ったのを見ていましたから、ここがこのバス会社の事務所で、
男性は予約をしておいた我々のバスのキップをここで入手したことがわかりました。
男性は買ってきた切符を我々に配ると、「ここでこのバスに乗るんだ」と言って消えていきました。
彼の仕事はここでおしまいなのです。
ここでビエンチャンのツーリストで買った「チェンマイ行きバスのキップ」の全容が分かったわけです。
つまり、
1・ホテルからのピックアップ、
2・ビエンチャン→ウドンターニのキップ、
3・ウドンターニ→チェンマイのキップを予約と購入、
4・ウドンターニでのバスターミナル間の移送
とを含めた一連のサービスだったのです。
1人当たりの料金を計算すると、
1は10000KIPくらいでしょう(100円)
2はキップの表示から22000KIP(220円)
3はキップの表示から613バーツ(1530円)
4は30バーツくらいでしょう(75円)
となり、合計1925円(原価?)となります。
一方、我々が買ったこの一連のサービスのキップは1人1300バーツ(3250円)でしたので、
その差額がツーリストのサービス代ということになります。
言い換えると、ホテルからの移動、キップの購入、バスターミナル間の移動などを自分で行えば、
1925円だけで済むということです。
ただ、キップの予約が出来ないと、夜行バスなどはバスステーションに着てから買うのではたぶん遅いでしょう。
そしてウドンターニからのバスをビエンチャンから個人的に予約できるのかが分からないところです。
今まで自分でバスのキップは買っていましたから、このような一連のサービスを含んだキップの全容が分かって、
また1つ勉強になりました。
乗った夜行バスはVIPバスのリクライニングが深く倒れるタイプのもので、クッションも良く乗り心地は満点。
毛布ではなく、薄いかけ布団が配られて、意外と快適に寝ることができました。
これでラオスのブログはおしまいです。
長い間読んでいただきありがとうございました。