= 映画ハリーポッターの修道院・2004イギリスドライブ旅行51 =
バースの東約16kmのところにレイコックと言う村②があります。
この村にもコッツォルズストーンで造られた建物が並んでいます。
レイコックは村全体をナショナルトラスト(下記注参照)に管理されているのだそうです。
そのナショナルトラストの事務所とショップがあります。
村にあったB&Bです。 ここもかなりの歴史を感じる建物です。
家の持ち主に問うと、「この家は何百年の歴史があるんだ」と自慢げに語ること間違いなしです。
この村はLacok Abbey(レイコック修道院)で有名です。
Lacock修道院は、J.M. Rollings原作の Harry Potter(ハリー・ポッター)シリーズの映画
第一作: Philosopher's Stone(賢者の石)、撮影2001年2月、公開2001年11月
第二作: Chamber of Secret(秘密の部屋)、撮影2002年2月、公開2002年11月
の二作の撮影に使われたのでも知られています。
修道院の案内板です。
そのレイコック修道院です。
コッツォルズストーンで造られた芸術的な修道院です。
レイコック修道院は、1232年に、ソールスベリー伯爵夫人により、亡き夫の思い出として、村の東に建てられたのだそうです。
その後、1539年まで修道院として使われ、1944年にナショナルトラストに村ごと寄付されたのだそうです。
建物の中は写真撮影禁止ななので、写真はありませんが、中には数々の絵画、家具、1946年にTalbot家より英国美術館に寄贈された1225年版ヘンリー三世のマグナ・カルタのコピーなどが展示されています。
修道院の中庭(Court Yard)です。
修道院の庭には羊たちが戯れていました。
入場料は、大人: £6.20でした。 当時で約1250円ですから、安くありませんよね。
注:英国のナショナル・トラストとは(Web eikokutabi.com より)
英国のナショナル・トラストの正式名称は、「The National Trust for Places of Historic Interest or Natural Beauty」。
美しい自然や貴重な歴史的建造物を市民の寄付や寄贈によって取得し、保存、管理、公開することを目的とした民間組織を意味する。
1895年にイギリスで、3人の市民活動家によって創設されたこの組織は、現在では会員数、300万人を誇る英国最大のチャリティ組織として、英国民の生活に密着した存在となっている。現在では日本をはじめ世界各地に広がり、「ナショナル・トラスト」という名称そのものが環境保護運動の代名詞のように使われるようになってきた。
ナショナル・トラストの保護下にあるプロパティ(保護資産・施設)は、イングランド、ウェールズ、北アイルランドに、約300の歴史的建築物、200ものガーデンを含む。土地面積にして、約25平方キロメートルである。
広大な地を文化遺産として大切に保護・管理し、人々の憩いの場として提供しているのは、地元のボランティアの人たち。その多くが、定年退職した親しみやすい人々だ。何か聞きたいことがあったら、気軽に声をかけてみよう。知る人ぞ知る楽しい解説が聞けるかもしれない。