= ベルンからルガーノへ・途中は蒸気船・スイス旅行2014 =

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7月24日はベルンからルガーノまで6時間22分もかけて移動しました。

① ベルンからルツェルンまで列車で1時間
② ルツェルンからフルーレンまでフィアヴァルトシュテッテ湖の蒸気船で2時間44分
③ フルーレンからベリンツォーナまで列車で1時間38分
④ ベリンツォーナからルガーノまで列車で23分

ベルン駅を8:00に出発してルガーノ駅到着が14時22分でしたので、6時間22分の移動になりました。

②から④まではウイリアムテルエクスプレスのルートです。

①から④までチューリッヒ経由の列車だけで行くルートは4時間弱で行けるのですが、

あえて船に乗るウイリアムテルエクスプレスのルートを選びました。


そして予期しなかったことですが、②で乗った船が、なんと、蒸気船だったのです。

私は乗り物が大好きで、本当の蒸気船に乗ったのはこれが初めてで、興奮しました。

右下のルツェルンから左上のフルーレンまでフィアヴァルトシュテッテ湖を船で行くウイリアムテルエクスプレスのルートの一部です。

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乗った蒸気船です。

乗るまでは蒸気船だとは気がつきませんでしたが、後で船の外観を良く見てみると、

胴体の横に外輪(水車)が収まっているところが車輪のように見えています。

この船は外輪を誇らしく見せるのではなく、隠しているのですねえ。

そして船の上には高い煙突があります。

これは、水から蒸気を作るボイラーの煙突です。

燃料は石炭ではなく、重油だそうです。

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船に乗ってびっくりしました。

巨大な蒸気機関が船の中心に位置していて、乗客は回りから見下ろす形で見学できるのです。

船底の左にに技術者らしき船員と、道具を並べた壁が見えています。

水平に巨大なクランクシャフトが見えていて、そのクランクシャフトに2本のピストンロッドがつながっています。

このクランクシャフトの左右の先で外輪が駆動されています。

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機関を上の写真の反対側から見たところです。

2本のクランクシャフトの1本を見ています。

この奥に蒸気で押し出されるピストンがあって、そこから巨大なクランクシャフトが延びています。

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機関を横から見たところです。

2本のクランクシャフトが動いているところです。

芸術品のような美しさです。

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クランクシャフトの先につながった外輪が船内の窓から一部見えるようになっています。

この大きな外輪が水をバシャバシャと掻いて船が進むのです。

従って、この船にはスクリューはありません。

純然たる外輪蒸気船(paddle steamer)なのです。

6DSC08418

こんな銘板が貼ってありました。

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1901年製で650馬力の出力があるそうです。

蒸気機関ですが、蒸気機関車のようにシュシュ、ポッポのような

音は全くありません。

する音は外輪が水をかく音と機関が動くわずかな音だけで、とても静かなのです。

それではこの機関の動きを動画でどうぞ

モーちゃんの動画・フィアヴァルトシュテッテ湖の蒸気船 2014.7.24

いや〜 こんな船に乗れたのはラッキーでした。


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