= 子食いの鬼の泉とツェーリンガーの泉・スイス旅行2014 =
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前回のブログではバグパイプ吹きの噴水とアンナ・ザイラーの噴水をご紹介しましたが、
ベルンの旧市街にはこのように、〜の泉という人工の泉があちこちにあります。
なかなか見応えがあるものがたくさんあるので、それらのいくつかをご紹介していきます。
今日は子食いの鬼の泉とツェーリンガーの泉をご紹介いたします。
先日ご紹介しました時計塔のすぐそばに立つ「子食いの鬼の泉」です。
「子食いの鬼」とはなんとも気味の悪い鬼ですが、なぜこのようなものが造られたか定かではないようですが、
ユダヤ教では宗教儀式に子どもを食したという噂から来ているという説が有力だそうです。
正面から見ると恐ろしい形相をした男が子供をたくさん引っさげて、食べている様子が良く分かります。
1544年の作品だそうです。
もう一つはマルクト通りにつづくクラム通りあるツェーリンガーの泉です。
ベルンの建設者であるツェーリンゲン公ベルトルト5世を記念した噴水で、
馬上槍試合をするときの甲冑姿だそうです。
足元の動物は熊だそうです。
甲冑の中の顔は仁王様のように見えますが・・・
ベルンには100ヶ所ものこのような泉があるそうで、各家庭に水道が整備されるまでは、
このような噴水は貴重な水源であったということです。
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