= 石のように硬くて黒いパン・スイス旅行2014 =

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我が家での朝食はいつもトーストです。(当時は) 日本の食パンは本当に美味しいと思います。

たまにフランスパンのようなものを買ってトライするものの、やはり普通の食パンに戻ってしまいます。

先日、サメーダンのホテル・ベルニナの朝食に出た丸くて、黒くて、とても固い小さなパンを試しに食べたら、

味わい深くてとても美味しいパンだなと思いました。

たまたまツェルマットの宿からすぐのスーパーマーケットで黒い美味しそうなパンを見つけました。

「VALAISAN」と表示されています。

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袋に入っていましたが、パンの写真で、美味しそうだと思ったのです。

持ってみると、ずっしりと重くて固そうで、おおげさに言うと石のようです。

袋に500g、4.8スイスフラン(SF)とあります。 550円です。

中のパンは思った通りの姿です。 直径15cmくらいでしょうか。

表面には白い粉がついています。

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宿のキッチンにあったパン包丁で切ってみました。

ノコギリのようにギザギザの歯のついたパン包丁ですか、これでなかなか歯が立たず、切れないのです。

ノコギリのようにゴシゴシと私の力で切ってやっと切れました。 

これは大げさではありません。 家内では切れないでしょう。

中も黒に近い焦げ茶色です。 

「黒パン」と呼ばれるものでしょうか。

ライ麦が原料なのでしょうか。

パンに詳しい方、教えて下さい。

袋の絵でも分かりましたが、中にはクルミが入っています。

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思った以上に固いパンです。

もちろん、こんなに固いパンは初めてです。

外側は石のように固いパンに歯を当てて早速食べてみました。

中はそれほど固くはありませんが、密度がすごくあって、少量でも食べでがあります。

噛むほどに味が出て来て好きになりました。

しかし、家内は「歯が立たない!」と顔を背けていますし、私でだけでこれ1つ食べるのにかなりの日数がかかりそうです。