スイスの秘境ミュスタイヤに点在する可愛い村々・スイス旅行2014
(サービスを停止されて消滅した過去のYahooブログをライブドアのブログで再構築しています)
2014年7月9日に訪れたスイスの秘境、ミュスタイヤのお話です。
スイスの東端にミュスタイヤの谷と言うオッフェン峠からイタリア国境(南チロル地方)へのびる谷があります。
昔からスイスとイタリア間の交通の要所として重要な地域であったところだそうです。
近年になって谷奥の村ミュスタイアMüstairにある「聖ヨハネ修道院」で貴重な9世紀頃の壁画などが見つかり、
ユネスコの世界遺産に認定されたことで一躍脚光を浴びることになったたころです。
ミュスタイアのほか、谷の中心地でもあるサンタ・マリア、チエルフ、フルデーラ、ルー、
ヴァルチャーヴァという壁画や装飾文様の美しい家々が並ぶかわいい村があるところです。
ミュスタイヤ①へはサンモリッツやサメーダン③からツェルネッツ②へ鉄道で約30分、
そこから路線バスで行きます。
ツェルネッツからミュスタイヤおよび、ルーへのバス路線図です。
途中、半分ほどはスイスで唯一の国立公園の中を通ります。
その国立公園の中です。
放牧など、自然がそのまんまの広大なエリアです。
自転車で旅行する人達にたびたび出会います。
途中の「Tschierv」という町に入ります。
ここでも多くの建物の壁には壁画が見られます。
大きくしてみるとこんな感じです。
壁を白く塗って、壁画が冴えるようにしたところもあります。
さらにこんな山間部を通って行きます。
途中、フルデーラという町を通りますが、ここでもこんな家がたくさん並んでいます。
フルデーラの次のヴァルチャバという町でもこの通りです。
キリがありませんが、こちらの地方ではこういう家がとてもたくさんあるのです。
日本では考えられない文化です。
目的地、ミュシュタイアのバス停です。
ここはイタリアとの国境がバス停で1つ先という、スイスの東端の秘境なのです。
つづく・・・
コメント