イタリア旅行・バチカン市国のシスティーナ礼拝堂
ヴァティカン宮殿の片隅にあるシスティーナ礼拝堂はシスト四世の依頼で1473年に完成し、
法王の名前から、システィーナ礼拝堂と名づけられたのだそうです。
数多くの有名な芸術家によって絵画の装飾が施されています。
ここでは写真撮影が禁止されていましたので、資料を写したものを掲載します。
特に天井部分のフレスコ画は天才芸術家ミケランジェロによるもので、800平方メートルにも
及ぶ広大な面積の装飾を4年をかけて仕上げたのだそうです。
その天井に描かれた絵画の極一部、ミケランジェロの「アダムの創造」が下の絵です
1511年ごろの作品で、旧約聖書の『創世記』に記された神が、
最初の人類たるアダムに生命を吹き込む場面を表現しているのだそうです。
1511年ごろの作品で、旧約聖書の『創世記』に記された神が、
最初の人類たるアダムに生命を吹き込む場面を表現しているのだそうです。
800平方メートルにも及ぶ広大な面積のフレスコ画を全部見るのは首が疲れて大変でした。
こちらはシスティーナ礼拝堂の壁面に描かれたの「最後の審判」です。
1541年に法王パオロ三世がミケランジェロに作らせたものだそうです。
下のほうに祭壇が、上のほうに天井の一部が見えますが、壮大な壁画です。
こちらはペルジーノ作「モーゼのエジプトへの旅」です。
さらにボッティチェリ作「モーゼの試練」です。
システィーナ礼拝堂の芸術品もきりがないので、最後に礼拝堂の側壁の絵画です。
上部はミケランジェロ作で、「キリストの系譜」と法王。
中段右側はコジモ・ロッセリーニ作の「最後の晩餐」です。
下段は描かれたカーテンです。 本物のように見えますね。
とにかく、システィーナ礼拝堂に入ると、その広大な空間の天井と壁面全てに
鮮やかな壁画が描かれているのに圧倒されます。
その建物の大きさは、奥行き約40m、幅約13m、高さ約20mだそうです。
いや〜 本当に素晴らしいですね。
絵画についてはまったくの素人ですけど、さすがに素晴らしさを感じざるを得ません。
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